「こどもとファッション 小さい人たちへの眼差し」東京都庭園美術館で7月16日より開催

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港区白金台にある東京都庭園美術館では7月16日(土)より8月31日(水)まで、子どもの服装に焦点を当てた展覧会「こどもとファッション 小さい人たちへの眼差し」が開催されています。18世紀から20世紀までの貴重な西洋のこども服のコレクションと、明治以降、洋装に変っていく日本のこども服を物語る絵画、絵本、写真などおよそ160点が並べられ、子どもの装いの変遷をたどります。

『ジュルナル・デ・ドゥモワゼル』1864年4月 1864年
エッチング、彩色、紙 個人蔵(石山彰氏旧蔵)

庭園美術館では7年ぶりとなるファッション展

ファッションを題材とした展示としては2009年「ポワレとフォルチュニィ」展以来、7年ぶりの開催となる今回の展覧会では、日本初公開のコレクションを含むさまざまなこども服が展示されます。こども服は消耗も激しいことから保存状態がよいものは少なく、なかなかまとまった資料として見ることはできませんが、今回の展覧会ではヨーロッパのこども服など貴重なコレクションが30点集められました。

女児用ワンピース・ドレス、ケープ 1855-1865年頃
東京家政大学服装史研究室

いずれも西洋の裕福な家柄の子どものために作られたものであるため、丹念な手刺繍やレース刺繍などのディテールの装飾も見事で、見ごたえのあるものばかりです。中には1700年代前半に作られた女児用ワンピースなど、たいへん希少なものも含まれています。
日本の子ども服は大正期、昭和初期を中心に集められました。洋装化の変遷に従って変化するこどものファッション史を辿ります。

ファッションの歴史を知る展覧会

ピエール=トマ・ルクレール原画、デュパン版刻『ギャルリー・デ・モード・エ・コスチューム・フランセ』より
Plate 146 ポーランド風後ろ開きのドレスを着た少女とスケルトン・スーツの少年たち 1781年
エッチング、手彩色、紙 個人蔵(石山彰氏旧蔵)

 

西洋ではなんと1920年代まで男の子もドレスを着る習慣があったのをご存知でしょうか。展覧会では今の常識からは考えられないようなさまざまなファッションの歴史を紹介しています。こども服の展示に加え、ファッションプレート、絵本などの展示も充実します。19世紀後半のこども服に影響を与えたと言われるケイト・グリーナウェイや、挿絵画家として活躍したルイ=モーリス・ブテ・ド・モンヴェルなどの描いた、当時の子どものかわいらしいイラストレーションは必見です。

ウェルカムルームで写真撮影もできる!

受付右にあるウェルカムルームでは、展覧会の展示作品を着ているような写真を撮ることができるフォトプロップも用意されています。そのほかにも新館ギャラリー2ではアフリカ、オセアニア、南米の子育て風景を収めた映像の上映、ミュージアムショップのオリジナルグッズなど、展示室以外にも見どころがいっぱいです。子育てクラスタ向けの講演会やギャラリートーク、イベントも開催されます。


イベント情報
名称:こどもとファッション 小さい人たちへの眼差し
会期:2016年7月16日(土)~8月31日(水)
会場:東京都港区白金台5–21–9 東京都庭園美術館(本館・新館)
休館日:第2・第4水曜日
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで。)
料金:一般:1,100(880)円 大学生(専修・各種専門学校含む):880(700)円 中・高校生・65歳以上:550(440)円
アクセス:JR 山手線東口/東急目黒線正面口より徒歩7分 都営三田線/東京メトロ南北線1番出口より徒歩6分
公式ページ:http://www.teien-art-museum.ne.jp/

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