銀座・松坂屋跡地に東京最大級の商業施設が誕生!地下には東京五輪を前に「観世能楽堂」が帰参

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2017年4月に松坂屋・銀座店の跡地および周辺地に銀座エリア最大級の商業施設がオープンします。銀座にポカリと開いた工事中の敷地。皆さんの中でも気になっている方がいらっしゃると思います。大勢の人達が行き交う通りに登場する大規模な複合施設について、ここでご紹介します。

ワールドクラスクオリティの商業施設を4社で一体運営

大丸と松坂屋が合併した時に誕生した持ち株会社・J.フロントリテイリングと、森ビル、住友商事、L Real Estateの4社がそれぞれ培ってきたノウハウやネットワークを活用して共同運営する商業施設。2017年1月末に竣工し、2017年4月開業予定です。老舗の百貨店や海外の高級ブランドが集結する日本屈指のショッピングエリア銀座に、魅力的な仲間が新たに加わります。

コンセプトは「Life At Its Best ~最高に満たされた暮らし~」

商業ゾーンの売り場面積は、約4万6,000平方メートルと広大です。近隣の松屋銀座本店や三越銀座店の面積を1万平方メートルあまり上回ります。見てまわるだけでも十分楽しめるでしょう。「Life At Its Best ~最高に満たされた暮らし~」をコンセプトに掲げ、ラグジュアリーブランドやファッション・ライフ・レストラン・カフェなど、約250のテナントが誘致されます。ワールドクラスクオリティのこれまでにない都市型商業施設です。

デザインを手掛けるのは?

内装デザインを担当するのは、ラグジュアリーブンドブティックや、レストランのデザインワークを数多く手掛ける「キュリオシティ/グエナル・ニコラ氏」です。上質なデザインで人々の目を楽しませてくれるでしょう。外装デザインは建築家の谷口吉生が意匠統括し、実施・設計は鹿島建設と谷口建築設計研究所から成る「銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体」が行います。4階吹き抜けの内部は上部から自然光が差し込む心地良い空間に。中央通りに面する115メートルほどの外観デザインは、既存の街並みや周辺の商業施設との連続性を図ります。

その他のゾーンは?

屋上には地域に開かれた大庭園「銀座ガーデン」が整備されます。企業が入るオフィスフロアは7階から12階と13階の一部です。1階には銀座初の「銀座観光ステーション(仮称)」として観光案内所や、観光バスの乗降スペースが設けられます。中国人爆買いの観光バス対策にも効果が期待できるでしょう。目玉は地下3階の文化施設です。渋谷・松濤にあった「観世能楽堂」が、2020年開催の東京五輪・パラリンピックの開催を前に縁の深い銀座に配置されます。能楽最大流派、観世流の本拠地として親しまれていた「観世能楽堂」。2015年3月に「さよなら公演」が行われ建て替えが検討されていました。しかし住宅地では難しいと判断され、装いも新たに銀座の地に帰参します。

地域への貢献にも注目

安全かつ快適な交通・歩行者ネットワークの拡充

地下鉄・銀座駅から商業施設まで直結する地下連絡通路の整備や、歩車分離された24時間開放の貫通通路(あづま通り)と、中央通り、三原通りを繋ぐ歩行者専用通路の整備を実施。安全で快適な交通・歩行者ネットワークが拡充されます。

災害時の地域全体の防災支援機能を充実

高い耐震性はもとより非常用発電設備が整備されます。帰宅困難者に対応し地下に位置する観世能楽堂などを一時滞在スペースとして活用。地域全体の防災機能の向上に貢献します。

環境に配慮

冷暖房施設や雨水貯留槽を整備し、地域貢献を図りながら先進的な技術が活用されます。建築物の熱負荷を低減するための措置や、省エネシステムを導入。地球温暖化の抑制にも配慮します。

新たに誕生する商業施設は、地域で働く人や近くに住む人にとっての心強い存在になるでしょう。銀座を世界に発信する場としても活躍が期待できますよね。

イベント詳細
地区名称:銀座六丁目10地区(東京都中央区)
所在地:東京都中央区銀座六丁目10番・11番
建物竣工予定日:2017年1月末(予定)
開業予定日:2017年4月
公式サイト:http://ginza6.tokyo/

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