品川の原美術館で約2年ぶりのコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」展を開催

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東京都品川区の原美術館で2014年秋の「開館35周年記念 原美術館コレクション展」以来のコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」が、2016年5月28日(土)から8月21日(日)まで開催されます。開催日数は74日間です。また期間中の6月3日(金)と6月4日(土)の2日間、世界的なパーカッションニストの加藤訓子によるコンサートも実施されます。

「みんな、うちのコレクションです」の出品作家は?

原美術館は、実業家の原俊夫が1979年に設立した美術館です。品川の住宅地にひっそりと佇んでいます。大人デートにもピッタリの場所です。創立以来収集してきた作品は、現在約1,000点にのぼります。コレクションのジャンルは国内外の多彩な現代アーティストの絵画や彫刻、写真、映像作品など多彩です。その中からクリスト&ジャンヌ=クロードや、ウィリアム ケントリッジ、横尾忠則、加藤泉の作品が展示されます。また、中国を代表するアーティストで積極的な社会活動でも有名な艾未未(アイ ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本からブラジルに帰化した美術家の大竹富江の絵画も展示予定です。

原美術館の特徴は?

「元々、うち(美術館)は、うち(家)でした。」というキャッチフレーズがあるように、1938年に建てられた個人邸宅です。東京国立博物館本館や、銀座の和光本館の設計で有名な渡辺仁が設計し、西洋モダニスム建築を取り入れています。中庭を包みこむ、ゆるやかなカーブを描いたデザインが特徴的です。建物自体がレトロな雰囲気で、外観を眺めるだけでも楽しめるでしょう。住居として歳月を重ねてきた空間での美術鑑賞は、他とはひと味もふた味も違います。原美術館では、空間と作品との対話を大切にした展示構成を心がけています。作品と共に、美術を鑑賞する場所そのものも堪能してみて下さい。

空間を活かした常設展は隅っこも見逃せない

邸宅だった頃は、居間や寝室をギャラリーに見立て、企画ごとに展示を入れ替えていました。浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、狭いながらもユニークな作品が展示されます。見落としがちな隅っこや端っこの展示も見逃せません。建物と一体の楽しい作品がさりげなく存在感をアピールしています。開館日にはいつでも鑑賞できますが、ココでしか対面できない作品です。さらに、敷地内の庭にも野外の常設作品が点在しています。

会期中のイベント・加藤訓子コンサート「ライヒ~ペルトの世界」をご紹介

原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも開催されます。2016年6月3日(金)と4日(土)に加藤訓子コンサート 「ライヒ~ペルトの世界」が予定されています。加藤訓子は日本を代表するパーカッションニストです。日欧のアンサンブルやオーケストラで活躍し、現在は主にソロ活動に力を注いでいます。近年では演劇の総合プロデュースや、コンテンポラリーダンスとの協働、インスタレーションライブの企画演奏など多方面で活躍中です。演奏は米国パーカッシヴ・アート・ソサエティーで、世界35人のマリンビストに選出されるほど高評価を得ています。「ライヒ~ペルトの世界」は1人での多重奏です。生演奏のマリンバと丹念に収録した自身の演奏が高度な音響技術で競演します。めくるめく音の渦が空間を満たすでしょう。加藤訓子の魅惑の演奏を新緑が包む原美術館で楽しんでみませんか。

開催時間:6月3日(金) 19:00開演、6月4日(土) 18:00開演
公演時間:75分~80分
チケット:全席自由 一般5,000円、原美術館メンバーと同伴者1名まで4,500円(入館料込み)

ギャラリーガイドを利用しよう

日曜日と祝日には、学芸員が展示解説を行っています。時間は2時半から約30分間です。予約は必要ありません。初めて行く人は気軽に利用してみませんか。

イベント詳細
名称:みんな、うちのコレクションです
会場:原美術館(東京都品川区北品川4-7-25)
会期:2016年5月28日(土)~8月21日(日)
開催時間:11:00~17:00(水曜は20:00まで/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日 ※祝日にあたる7月18日(月・祝)は開館し7月19日(火)が休み
入館料:一般1,100円、大高生700円、小中生500円
     原美術館メンバーは無料
     学期中の土曜日は小中高生の入館無料
     20名以上の団体は1人100円引
公式サイト:http://www.haramuseum.or.jp

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