冬支度の風物詩「花園神社 酉の市 一の酉」で運をかき集める熊手を手に入れよう

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新宿・花園神社恒例の酉の市(一の酉)が、2015年11月4日(水)、5日(木)の2日間にわたり催行され、商売繁盛の熊手を販売する露店が軒を連ねます。毎年60万人もの人出で賑わい、初冬の東京の風物詩となっています。

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「花園神社 酉の市」とは?

開運招福・商売繁盛を願う酉の市は、江戸時代から続く年中行事。大酉祭(おおとりまつり)、お酉様(おとりさま)とも呼ばれる関東独特の祭事です。元々は足立区の神社を起源とし、祭神である日本武尊が東夷征伐の戦勝祈願をし、帰還の時にお礼参りをしたことにちなみ、日本武尊の命日である11月の酉の日に行われるようになりました。花園神社では明治時代から行われ、鷲神社、大國魂神社とあわせて関東三大酉の市のひとつに数えられています。

花園神社 酉の市 一の酉の熊手とは

花園神社 酉の市の名物といえば、熊手市です。商売繁盛の熊手を売る露天商は、境内に約60店が出店。縁起熊手がずらりと並び、新しい年に向けて、福をかき込むようにと、熊手を買い求める人々でにぎわいます。
縁起熊手は江戸時代からつくられている伝統的な縁起物で、職人が熊手にさまざまな装飾を施し、華やかさを増していきます。熊手の飾りには、子孫繁栄の「ねずみ」、苦労を知らない「ふくろう」、他を抜き一番になる「他抜き(たぬき)」など、それぞれに意味があります。また、熊手の形も鷲が獲物をわしづかみにする形を模したもので、福徳をかき集めるという意味が込められています。

購入にも粋なコツあり

シンプルなものは1,000円程度から、豪華なものは数十万円するものまであり、大きなものは企業や店舗を経営している人などが購入していきます。購入するときにはコツがあり、値札より少し値切って購入し、その差額をご祝儀として上乗せするのが粋だといわれています。
ただし、値切りすぎるのは自分の価値を小さく見積もるようなもので良くないともされ、微妙な駆け引きが難しさでもあり、粋な部分ともいえそうです。また、高額の熊手が購入されたときには威勢が良い手締めが行われます。その手締めの賑やかさが景気の世相を占う風物詩のようにもなっています。

もうひとつの名物「見世物小屋」

花園神社で行われる酉の市のもうひとつの名物といえば、「見世物小屋」です。過去には蛇女や人間火炎放射器、串を刺した中国人などが登場した非日常ワールド全開の異空間。江戸時代には数百ありましたが、昭和30年代頃から衰退の一途をたどり、現在興業を取り仕切るのは一社のみです。現在はアングラ劇団とコラボレーションして演劇要素の強いものになっているようです。なかなか体験することのできない異空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2015年の酉の市は、二の酉11月16日(月)前夜祭、17日(火)本祭、三の酉11月28日(土)前夜祭、29日(日)本祭と3回催行されます。花園神社の酉の市で良い年を迎える準備をしましょう。

イベント詳細
名称:花園神社 酉の市 一の酉
所在地:東京都新宿区新宿5-17-3 花園神社
営業期間:2015年11月4日(水)、5日(木)
営業時間:前夜祭 11月4日(水)夕方〜26時頃
     本祭 11月5日(木)昼頃〜26時
公式サイト:www.hanazono-jinja.or.jp

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