六本木・サントリー美術館にて「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」展が開催中

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東京都港区の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館にて、9月27日(日)まで「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)と日本の美」展が開催されています。「曜変天目茶碗」は所蔵先の大阪の藤田美術館でも数年に1度しか公開しない名碗で、東京で見られるのは25年ぶりとあって、多くの古美術ファンで賑わっています。

国宝 曜変天目茶碗 一口、中国・南宋時代 12~13世紀、藤田美術館蔵、撮影:三好和義

「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」展とは?

この美術展は、国内有数の東洋・日本美術コレクションを誇る大阪の藤田美術館の至宝を、初めて東京で一堂に公開する企画展です。仏教美術や書、絵巻、水墨画や茶道具など幅広いジャンルの美術品が並ぶ中で、最も注目を浴びているのが同展覧会のタイトルにもなっている国宝「曜変天目茶碗」です。

世界に3碗しかない、美しすぎる瑠璃色の国宝

天目茶碗とは、中国・天目山への留学僧が日本へ持ち帰ったことに由来するといわれる器の形態で、ややすぼまった口や朝顔のような形の茶碗のことです。その最上級に位置づけられているのが、『曜変天目茶碗』です。現存する同種の碗は世界で3つしかなく、すべて国宝指定されています。
この作品の特徴は、茶碗の内側だけではなく、外側にも広がる瑠璃色の斑文です。それは、まるで漆黒の宇宙にきらめく銀河のような神秘的な美しさ!その不思議な輝きを、肉眼で確かめてください。

曜変天目茶碗を有する「藤田美術館」とは?

藤田美術館は、明治の実業家・藤田傳三郎(ふじた・でんざぶろう)氏と、長男平太郎・次男徳次郎両氏の2代3人が収集した貴重な古美術を一般に公開するために、1954年、大阪市に開館しました。2111件の所蔵品のうち、「曜変天目茶碗」を含む9件が国宝に、52件が重要文化財に指定されている、量・質ともに充実した美術館です。今回の展覧会では、その中から国宝8件、重要文化財22件が公開されるので、首都圏内の美術ファンにとっては貴重なチャンス。この機会にサントリー美術館に足を運んでみてください。

■イベント詳細
名称:「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」展
所在地:サントリー美術館 港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
開催期間:2015年8月5日(水)~9月27日(日)
営業時間:10:00 ~18:00 
※金・土、および9月20日(日)~22日(火・休)は20:00 まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは会期中無休
休館日:火曜日(9月22日は開館)
料金:一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料 ※20名様以上の団体は100円割引
電話番号:03-3479-8600
公式サイト:http://suntory.jp/SMA/
※期間中展示替えがあります。
※画像の無断転載はご遠慮ください。

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