醸造所の中に潜入!「よなよなエール 大人の醸造所見学ツアー」<前編・見学編>

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日本の地ビールのさきがけともいえる「よなよなエール」。独特の味わいに魅了されるファンが増えています。ビールはできたてが美味しい!と聞くので、いつか醸造所に行ってみたいな、と思っていたasoview!編集部員。この夏、「よなよなエール 大人の醸造所見学ツアー」が開催されるというので、早速行ってきました!

この記事は前後編に分かれています。後編・試飲編はこちら!

よなよなの里へいざ出陣!

よなよなの里、正確には「ヤッホーブルーイング佐久醸造所」へ向かいます。場所は長野県、佐久市。北陸(長野)新幹線佐久平駅で下車し、そこからはタクシーで向かいます。車で行くと飲めない人が出ちゃいますからね。

タクシーでは10~15分、料金は2,100円でした。

ヤッホーブルーイング佐久醸造所に到着!ビールの入っていると思われるタンクにすでにワクワクです。入り口手前にはテントがあり、受付時間になるまでここで待ちます。

ちなみにこのツアー、いわゆる「見学者通路」などを通って行うわけではなく、実際にヤッホーブルーイングの方が働いている場所に入り込んで行うとのことです。そのため、見学者用の待合室なども特にないとのこと。

「大人の醸造所見学ツアー」はインターネットによる完全予約制で、1日5回開催。9:50、10:50、12:50、13:50、14:50から開始で、所要時間は約100分です。受付開始はツアー開始の15分前からです。

受付開始、まずは「よなよなエール」をひとくち

受付が始まったらまずは同意書に署名して、そのあとに「よなよなエール」を小さなコップに1杯もらいました。この日の気温はたぶん35度!カラカラの体にビールが染み渡ります!

あとは写真撮影をしたり、事前にお手洗いを借りたり。旅行用の大きなカバンで行ったのですが、大きな荷物は預かってくれました。

12:50になって、いよいよツアースタート。女性の「さあや」と、男性の「ろくもん」が案内役です。

ヤッホーブルーイングでは、社員・パート、年齢性別関係なく、ニックネームで呼び合うそうです。「ろくもん」のニックネームの由来は、上田市真田村出身だからだとか。真田幸村で有名な真田家発祥の地です。真田家の家紋が「六文銭」だから…ということでした。しぶい。

まずはビールの材料についての説明があります。ビールの原料は、麦芽麦、ホップ、水、酵母の4つ。実際に使っている麦芽麦の香りをかいで、食べてみます。麦芽麦の種類によって味が違う!そして思ったよりも美味しい!このままおつまみでもいけそうです。

続いてホップ。ぎゅっと押してほぐすと、なんと「よなよなエール」の香りそのものでした!

「よなよなエール」は柑橘系の香りがするので、てっきり柑橘系の何かを入れているのだと思っていましたが、基本的にビールの香りはホップでつけるのだそうです。驚き。「よなよなエール」に使っているホップは「カスケードホップ」という種類だそう。ちなみにホップは香りをかぐのみで、食べられません。

そして酵母。酵母はさすがに肉眼では見えません。

酵母のはたらきによって、麦汁に含まれる糖分が炭酸ガスとアルコールに分解するのだそう。なるほど…。

装備を身につけて醸造所の中へ!

説明が終わったら、いよいよ醸造所の中へと入ります。髪の毛が落ちたり、汚れが入ったりしないようにヘアキャップを身につけ、靴にはカバーをかぶせます。

男女関係なくヘアキャップをかぶります。ちょっと怪しいです!

まずは最初の行程、麦芽麦をおかゆのようにドロドロにして、発酵前の麦汁を仕込む部屋へ。ここは室温38度ほどと非常に暑くなっています。

最初の段階の麦汁を飲ませてもらいました。これは驚くほど甘いです!麦芽麦が糖に変化しているのだということでした。

次に、麦汁にホップを入れたものを試飲。

驚くことに、すでによなよなの味がしました!甘みも心なしか抑えられて、こちらのほうが飲みやすいです。この時点では酵母が入っていないので、アルコール分はなし。「よなよな味のドリンク」という感じです。

次に酵母が発酵をしている部屋へ。ここの室温は約20度!一気に汗が引きます。

タンクの中で麦汁と酵母を合わせて、酵母を働かせます。この窓からのぞくと、ビールがぶくぶくと泡立っているのが見えました。酵母がはたらいている証拠です。

ちなみに、「よなよなエール」の「エール」というのは、酵母の種類でもあります。アサヒ、キリンなどの一般的なビールは「ラガービール」と呼ばれ、5度ぐらいの温度ではたらく「ラガー酵母」を使っています。対して、「よなよなエール」に使われる「エール酵母」は、25度ぐらいではたらくのだそうです。

タンクの間を通って次の部屋へ。また大きなタンクが並んでいます。ここはビールを熟成させておく部屋。ビールの銘柄によって熟成期間を変えたりするそうです。

この段階のビールには、まだ酵母が入っています。酵母は時間が経つと劣化してしまうので、缶に充填する前に酵母を濾過してしまいます。今回は醸造所ツアー限定で、できたて、酵母入りのビールを特別に試飲できました!

なんとなくまろやかな味で、たしかに「よなよなエール」なのですが、やはりフレッシュさを感じます。生ビールより「生」という感じでしょうか。

最後にビールが缶に充填されている部屋へ。次々とビールが缶に詰められ、刻印され、箱に詰められていきます!すごい量です。これが自分の家の近くまで来ているんだな~と思うと、なんだか不思議な感じです。

これで見学は終了。今まで通ってきた部屋を逆戻りして、入り口まで戻ります。

ビールの醸造過程を見学したあとは、おまちかねの試飲タイムです。
<後編・試飲編>につづく!

 

イベント概要
名称:大人の醸造所見学ツアー
場所:ヤッホーブルーイング(長野県佐久市小田井1119-1)
日程:8~10月の土日祝日を中心に合計33日※インターネットによる完全予約制
時間:①9:50②10:50③12:50④13:50⑤14:50
公式サイト:http://yohobrewing.com/

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