パリ、ボローニャからのお国帰り展「絵本原画展 いもとようこの世界」で童心に返る

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挿絵画家、そして創作童話の作家いもとようこの作品は、世代を超えて愛されています。この国で生まれ育った人なら、きっとどこかでいもとようこ作品を目にしていることでしょう。そんないもとようこが手がけた日本の昔話や世界の名作、『あかちゃんのためのえほん』など、誰もが一度は目にしたことがある作品の原画を集めた展覧会が、上野の森美術館にやってきました。

「おもちゃのチャチャチャ」(子どもとお母さんのための童謡・2006年)
©いもとようこ

いもとようこについて

「そばのはなさいたひ」(1985年・ボローニア国際児童図書展エルバ賞)
©いもとようこ

親から子へと読み継がれるいもとようこの絵本。これまでに出版された作品は300タイトルを越え、発行部数は2,000万冊以上という、日本一の絵本・童話作家なんです。さらに、NHK教育テレビの幼児番組「いないいないばぁっ!」の童謡のコーナーで流れていたソフトアニメも、人気を博しています。

「てぶくろをかいに」(1993年)
©いもとようこ

柔らかく温かみのある画風を産みだすのは、貼り絵に着色する独自の技法です。優しい心を育んでくれる柔らかな挿絵に、大人の心もほっこりしますね。

314作品を6つのコーナーで紹介

「おむすびころりん」(2007年)
©いもとようこ

今回の展覧会では314点ものオリジナル原画が、6つのコーナーで紹介されています。その構成は、次のとおりです。

『あかちゃんのためのえほん』から3タイトル3点
『どうよう』の中から15タイトル15点
『おむすびころりん』、『つるのおんがえし』等、日本むかしばなしから14タイトル57点
『こびとのくつや』、『しあわせ王子』等、世界の名作から24タイトル83点
『いとしの犬ハチ』、『かぜのでんわ』等、いもとようこの創作絵本から67タイトル118点

「ねこの絵本1」(1984年・ボローニア国際児童図書展エルバ賞)
©いもとようこ

ボローニア国際児童図書展でエルバ賞やグラフィック賞を獲得した作品も展示されています。これだけの原画が一度に見られる機会は、そうはありません。

サイン会、演奏会も

会期中の土曜日、日曜日には、いもとようこのサイン会がおこなわれます。また、会期中の土曜日には、馬頭琴の生演奏を楽しむことができます。

いもとようこサイン会

会期中の土曜日・日曜日 各回14:00~(1日1回)
5月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)、6月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)
当日会場で著作本を購入した方に整理券が配布されます(1名につき1枚1冊。各回先着100名)

馬頭琴生演奏

会期中の土曜日 各回13:00~(1日1回)
5月20日(土)、27日(土)、6月3日(土)、10日(土)

展覧会詳細
名称:絵本原画展 いもとようこの世界
会場:上野の森美術館
所在地:東京都台東区上野公園1-2
会期:2017年5月19日(金)~6月11日(日)
公式サイト:http://www.imoto-yoko.co.jp/announce/2017genga/index.html

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