ロシア秘蔵の美術品が来日!六本木で「大エルミタージュ美術館展」開催

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六本木の森アーツセンターギャラリーでは、2017年3月18日(土)~6月18日(日)の期間中、「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」が開催されます。サンクトペテルブルクからやってくる美しい展示品をチェックしましょう。

トマス・ゲインズバラ 《青い服を着た婦人の肖像》 1770年代末-1780年代初め
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

エルミタージュ美術館とは

ウィギリウス・エリクセン 《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》 1760年代
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

1712年からロシア革命後にモスクワへ首都機能が移るまでの約200年間、帝政ロシアの都として栄えたサンクトペテルブルク。この街でひときわ優雅で壮麗な姿を誇るのが、エルミタージュ美術館です。

ヤーコプ・ヨルダーンス 《クレオパトラの饗宴》 1653年
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

1764年にエカテリーナ2世(在位1762-1796)が取得し、美術館の基礎となったコレクションから、歴代皇帝が国家の威信をかけて収集した美術品、個人蒐集家のコレクションまで、エルミタージュ美術館の所蔵品はおよそ310万点。そのうち絵画作品だけでも1万7千点に及びます。

ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール《盗まれた接吻》 1780年代末
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

エカテリーナ2世は、親しい人々にこれらの美術品を見せる場所を作り、そこを“エルミタージュ(フランス語で「隠れ家」の意)”と呼びました。

名画の裏に秘めた想いとは…見どころをご紹介

ルカス・クラーナハ 《林檎の木の下の聖母子》 1530年頃
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

エカテリーナ2世が34年の治世の間に収集した絵画作品は、約2,500点ともいわれています。彼女は、強大な財力と絵画への深い理解に加え、フランスの啓蒙思想家ヴォルテールや、美術評論家など、国内外の目利きの助言を参考に精力的に収集を続けました。

ポンペオ・ジローラモ・バトーニ 《聖家族》 1777年
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

本展には、エカテリーナ2世の最初のコレクションに含まれていたフランス・ハルスの《手袋を持つ男の肖像》、息子パーヴェル1世(在位1796-1801)が母のために購入したポンペオ・ジローラモ・バトーニの《聖家族》、さらに美術館の形成に多大な貢献をしたパーヴェル1世の息子アレクサンドル1世(在位1801-1825)やニコライ1世(在位1825-1855)が収集した作品も出展されます。

絵画収集の歴史や、名画の裏側に隠された想い、皇帝の嗜好などを知ることも、鑑賞の楽しみの一つとなりそうです。魅惑的なアートの世界を堪能しましょう。

 

イベント概要
展覧会名 大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
会期 2017年3月18日(土)~6月18日(日)
休館日 5月15日(月)
開館時間 午前10時~午後8時(火曜日は午後5時まで、但し5/2は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
会場 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
所在地 〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
巡回情報
名古屋展:会期2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)会場 愛知県美術館
神戸展:会期 2017年10月3日(火)-2018年1月14日(日) 会場 兵庫県立美術館

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