「篠山紀信展 写真力」横浜美術館で開催!「写真力」対「空間力」のバトルを体感しよう

  • 2017 |
  • 最終更新:

横浜美術館で「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」が開催されます。期間は2017年1月4日(水)から2月28日(火)です。篠山紀信の50年余年にわたる歴史の中から、彼自身が厳選した約120点の写真が展示されます。

大迫力の大型パネル!美術館で「体感する」篠山紀信の写真

ジョン・レノン オノ・ヨーコ 1980年

写真家・篠山紀信の50余年にわたる膨大な仕事の中から彼自身が選んだ写真約120点が集結。大型パネルに仕立てられ、美術館の空間に展示されます。手元でひらく本のサイズでなく、メートル単位の巨大な大きさに仕立てられた写真の数々は圧巻です。ダイナミックな作品は観る人の思い出を生き生きと呼び覚まし、展示室を新たな出会いの場へと変えていきます。美術館の大空間と、圧倒的インパクトのある写真との対決、「写真力」対「空間力」の世界を堪能しましょう。

5つのセクションで作品を味わおう

GOD 鬼籍に入られた人々

美空ひばり 1986年

ジョン・レノン、三島由紀夫、勝新太郎、美空ひばりなど、多くの人にその死が惜しまれ、今もなお人々の心の中に生き続ける著名人が集められたセクションです。

夏目雅子 1982年

写真を撮る行為そのものが相手をリスペクトすることだと語る篠山紀信は、相手の最良の姿を写真にする姿勢を一貫して堅持しています。モデルが瞬間的にみせる絶妙なしぐさなど、決定的な偶然が作用した写真の美を堪能しましょう。

STAR すべての人々に知られる有名人

山口百恵 1977年

山口百恵、吉永小百合、AKB48、松田聖子など、1970年代から現在まで、その時々のグラビアや写真集を彩ったスターたちが題材のセクション。「写真は時代の映し鏡」と語る篠山紀信の仕事のベースはここにあります。撮影された時のモデルの顔つきやファッション、構図などから、撮影のコンセプトやストーリーがにじみでる作品です。スターたちのあのころのイメージに、観る人自身の過去を重ねることもできるでしょう。

SPECTACLE 私たちを異次元に連れ出す夢の世界

東京ディズニーランド、歌舞伎など、現実の中にありながら、そこには日常を超えた世界が展開する場も、篠山紀信の重要なレパートリーの一つです。観客が一人もいないディズニーランドに独自キャラクター「シノラマン」に扮して潜入した篠山紀信。そこで写したキャラクターたちの「休日」は、誰もが知るディズニーランドの、誰も知らないもうひとつの夢の世界です。

複数の写真をつなげる篠山紀信独自のパノラマ写真「シノラマ」も見どころの一つ。複数のカメラを同時にリリースしたり、自在に遠近を使い分けて奥深い世界観を表現したり、制作の手法はさまざまです。情感豊かで新しい写真の世界を味わいましょう。

BODY 裸の肉体-美とエロスと闘い

宮沢りえ 1991年

樋口可南子、宮沢りえ、浅岡ルリ子などが被写体となっているヌード作品。写真にとって、ヌード作品は発明以来の重要なモチーフです。1968年に発表された「The Birth」をはじめとして、さまざまなヌードを手がけてきた篠山紀信。単身、集団、女、男、大都会、大自然。モデルとロケーションの組み合わせひとつひとつが濃密な絵巻となって、それぞれの時代に新たな美学が提示されてきました。その中でも、篠山紀信選りすぐりのショットを集めたセクションです。

ウラジーミル・マラーホフ 1998年

ACCIDENTS 2011年3月11日-東日本大震災で被災された人々の肖像

2011年3月11日の東日本大震災で被災された人々を写した作品です。人知を超えた一瞬の大震災で家族、大切な人を失い、家をなくした数多くの人々。普通ではない理不尽を体験した人々の表情を、その時代を、写真家として残さないわけにはいかなかったと篠山紀信は語っています。写真は、話を聞いて心を開いてくれたと思う人にのみ同意を求め、撮影されました。背景をぼやかし、ピントを人物に集中させた写真は、大震災を人と人、人と場のつながりからとらえた作品です。

開催されるコンテンツをチェックしよう

篠山紀信のアーティスト・トーク

写真家・篠山紀信によるアーティスト・トークが開催されます。

日程:2017年1月7日
時間:15:00~16:30(開場14:30)
会場:横浜美術館レクチャーホール
定員:240名
※当日13時30分より総合案内で整理券が配布されます。

学芸員によるギャラリートーク

学芸員によるギャラリートークが開催されます。

日程:2017年1月28日、2月11日、2月25日
時間:15:00~15:30
会場:企画展展示室

夜の美術館でアートクルーズ

閉館後の美術館を参加者だけで独占できる特別な展覧会です。学芸員の解説とともに贅沢な時間を楽しみましょう。申し込みはウェブサイトの専用申込みフォームで可能です。

日程:2017年2月4日
時間:19:00~21:00
会場:企画展展示室
定員:18歳以上・60名
参加費:3,000円

コレクション展も合わせてチェック!

横浜美術館では、「篠山紀信展 写真力」の開催に合わせて「写真」に焦点を当てた特集展示を行います。商業写真発祥の地・横浜に設立された美術館として、写真をコレクションの大きな柱に掲げて収集活動を行ってきた横浜美術館。横浜美術館開館以来の試みとして、全館での写真展示が行われます。「写真力」のチケットを持っている人は当日に限り、コレクション展を無料で観覧できます。ぜひ合わせて観覧してみてください。

昭和の肖像-写真でたどる「昭和」の人と歴史

1926年から1989年の長きに渡った「昭和」の時代。関東大震災からの復興に始まり、二度に渡る世界大戦、敗戦からの再びの復興、高度経済成長を経てバブルへ。日本の歴史の中で最も揺れ動いた「昭和」を無数の写真とともに振り返ります。いきいきとした表情をうつしだす人物のポートレート、風景や風俗写真など興味深いものばかりです。

“マシン・エイジ”の視覚革命-両大戦間の写真と映像

第一次・第二次大戦間はアメリカで「マシン・エイジ」(機械の時代)と称されます。この間に飛躍的進化と爆発的普及を遂げた写真と映像。この時代だからこその写真・映像芸術について、2つのメディアの関係性に焦点をあてながら振り返ります。

関連イベントもチェック

アーティストトーク

沖縄在住の女性写真家、石川真生氏によるアーティストトークです。
講師: 石川真生(写真家)
日時: 2017 年2 月24 日(金) 18:30~20:00(開場18:00)
会場: 横浜美術館レクチャーホール
申込み・参加費: 不要(240 席)、無料

ギャラリートーク

さまざまな切口で学芸員やエデュケーターが作品の見どころや楽しみ方を紹介します。
日時: 2017 年1月13日、1月27日、2月10日、2月24日
いずれも金曜日、14:00~14:30
会場: コレクション展展示室
申込み・参加費: 不要、無料(当日有効の観覧券が必要)

 

イベント概要
名称:篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN
開催期間:2017年1月4日(水)~2月28日(火)
開催場所:横浜美術館
開催時間:10:00~18:00 ※2月23日(木)は16:00、2月24日(金)は20:30まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日:木曜日 ※ただし1月5日、2月23日は開館
チケット:一般1,500円(1,300円)、大学・高校生900円(700円)、中学生600円(400円)、小学生以下無料、65歳以上1,400円
※()内は2017年1月3日(火)までの前売り価格
※65歳以上は要証明書、美術館券売所でのみ対応
公式サイト:http://kishin-yokohama.com/

名称:横浜美術館コレクション展2016年度第3 期
開催期間:2017年1月4日(水)~2月28日(火)
開催場所:横浜美術館
開館時間 10:00~18:00 (入館は閉館の30 分前まで)※2月23日(木)は10:00~16:00、2月24日(金)は10:00~20:30
休館日 木曜日 *2017年1月5日、2月23 日を除く
観覧料 一般 500(400)円 大学・高校生300(240)円 中学生100 (80)円 ※小学生以下無料
※企画展ご観覧当日に限り、企画展の観覧券でコレクション展もご覧いただけます。

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