2人の巨匠の友情の秘密に迫る!「マティスとルオー展」がパナソニック 汐留ミュージアムで開催

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東京都港区、パナソニック東京汐留ビルの4階にあるパナソニック 汐留ミュージアムで、2017年1月14日(土)~3月26日(日)まで「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が開催されます。20世紀前半のフランスを代表する画家、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオーの半世紀にわたるふたりの厚き友情と芸術の軌跡を、近年発見された往復書簡や作品を通して紹介します。アートファンの方は必見ですよ。

アンリ・マティス《ラ・フランス》1939年 公益財団法人ひろしま美術館

芸術家2人の友情を解き明かす!「マティスとルオー展 」が開催

フランス近代絵画の巨匠として輝かしい足跡を残したアンリ・マティスとジョルジュ・ルオー。2人の厚い友情に焦点を当てた特別展「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が、2017年1月14日(土)からスタートします。

全く異なる画風を確立したマティスとルオーでしたが、パリの美術学校で共に学び、生涯にわたって家族ぐるみの交流を続け、互いの創造活動を尊重し、支援し合いました。2人の友情は、マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的ながら実に約半世紀に渡って続いていたことが、近年発見された書簡より明らかになりました。

本展では、2人や家族の手紙を紹介しながら、その時期の絵画作品を併せて展示。マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする貴重な初期の作品や、ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズなど、油彩画、手紙、デッサン、版画、彫刻、絵付け陶磁器、タピスリーや、当時最高の技術と気概を持つ出版人との協働で生み出された美麗な挿絵本と、初来日作品を含む合計約140点を通して、偉大な2人の巨匠の友情の秘密に迫ります。

展覧会の見どころをご紹介!

アンリ・マティス《スヒーダムの瓶のある静物》1896年 マティス美術館、ル・カトー=カンブレジ

豊かな美しさに満ちた堂々たる女性の姿を描いた、アンリ・マティス(1869-1954)の1939年の名作《ラ・フランス》と、印象的な赤い衣装をまとう、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の1943年の連作からの《赤と金の小姓》。フランスを代表する偉大な画家となった2人の輝かしい代表作は、第二次世界大戦中、しかもフランスの首都パリが陥落した危機の時代に描かれました。
なぜ2人はこれらの絵を描かなければならなかったのか、また、これらの絵にいたるまでと、その後の更なる高みへの軌跡を、2人の間に交わされた手紙のやりとりを手がかりに、テーマによる章構成で展開します。

1.貴重な油彩画や直筆の手紙が初来日!

ジョルジュ・ルオー《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」1951年 個人蔵(ジョルジュ・ルオー財団協力)、パリ

パリのジョルジュ・ルオー財団から出品される、モロー教室時代のデッサン《〈学者たちの間の幼児イエス〉のための習作》(1894)や、救国の少女の姿でフランスを描いた油彩画《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」(1951)をはじめとする、4点の絵画や3点のタピスリーなどのルオー作品のほか、マティスからルオーに宛てた直筆の手紙2点が初公開されます。 

2.世界初の一挙公開が実現

ルオーの『気晴らし』シリーズの油彩画全15点が、世界で初めて一挙に展示。このような全点展示はフランスでも未だ実現に至っていません。また、この作品を原画に制作された美麗な版画集も合わせて鑑賞できる貴重な機会となっています。

3.二人の知られざる友情と、絵に秘めた思いが明らかに

マティスからルオーへの手紙 1946年11月4日 ジョルジュ・ルオー財団、パリ

約50年に及ぶ手紙のやり取りを手がかりに、2人の巨匠の家族ぐるみの友情の軌跡を辿っていきます。さらに、ナチスの侵攻を機に描かれた美しい絵画、マティスの《ラ・フランス》やルオーの『気晴らし』シリーズなどに、彼らが共に大切にしていた祖国への愛にも光を当てます。

関連イベントも充実!

会期中は「マティスとルオー展 」をより深く知り、楽しめる、様々なイベントが実施されます。

マティスとルオー展 記念講演会「マティスとルオーの手紙の発見」

この手紙の発見者であり、「往復書簡集」の編者であるマンク氏が彼らの50年を語ります。2人の手紙のやり取りから、近年明らかになった意外な素顔も知ることができますよ。

記念講演会「マティスとルオーの手紙の発見」詳細
日時: 2017年1月14日(土)14:00~15:30(開場は13:30)
会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
講師:ジャクリーヌ・マンク氏(パリ市立近代美術館 学芸部長)※フランス語による講演、日本語同時通訳付き
定員: 150名(要予約) 
聴講費:無料(ただし本展の鑑覧券が必要)※未就学児は参加できません。
受付開始日:11月1日(火)より(受付時間:8:00~22:00)
申し込み方法 : 講演会はハローダイヤル03-5777-8600へ。電話で申し込んでください。

山田五郎アートトーク「マティスとルオー展を語る!」

BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」などでもお馴染みの山田五郎氏が登場。本展を楽しく見るヒントが散りばめられた楽しいトークイベントです。

山田五郎アートトーク「マティスとルオー展を語る!」詳細
日時:2017年2月10日(金)14:00~15:00(開場は13:00)
会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
講師:山田五郎氏(評論家)
定員: 250名(要予約) 
聴講費:無料(ただし本展の鑑覧券が必要)※未就学児は参加できません。
受付開始日:12月5日(月)より(受付時間:8:00~22:00)
申し込み方法 : 講演会はハローダイヤル03-5777-8600へ。電話で申し込んでください。

「ふみの日」プレゼント (各日先着50名)

会期中の「ふみの日」にあたる、1月23(ふみ)日(月)、2月23 (ふみ)日(木)、3月23 (ふみ)日(木)に来館した方は、オリジナル絵はがきが貰えます。

ギャラリートーク

担当学芸員によるギャラリートークも毎週開催されます。

ギャラリートーク詳細
開催日:2017年1月22日(日)、28日(土)/2月3日(金)、11日(土・祝)、17日(金)、26日(日)/3月3日(金)、10日(金)、16日(木)、21日(火)
開催時間:いずれも14:00~(予約・参加費は不要ですが、本展の観覧券が必要です)
※会場の混雑状況によってはスライドトークに変更になります。

イベント詳細
名称:マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―
会場:パナソニック 汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F
会期:2017年1月14日(土)~3月26日(日)
開館時間:10:00~18:00
休館日:2017年1月18日(水)、25日(水)、2月1日(水)、8日(水)、15日(水)
入館料:一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無料
公式サイト:http://panasonic.co.jp/es/museum/

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