見世物の世界が大集結!国立民族学博物館特別展「見世物大博覧会」が9月8日より開催!

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大阪府吹田市にある国立民族学博物館では、9月8日(木)から11月29日(火)まで、特別展「見世物大博覧会」が開催されます。細工物、軽業、曲芸、動物見世物など、古来より日本で親しまれてきた様々なジャンルの見世物の世界を展示する、関西では初の試みです。知られざる「見世物」の歴史をあなたも覗いてみませんか?

大衆を魅了した「見世物」の世界を網羅する展覧会

日本に伝わった見世物の世界が一堂に会する「見世物大博覧会」。軽業や曲芸、生身の人間が火を噴いたり物を飲み込んだりする技芸を見せる見世物小屋、歌舞伎などの芸能、講談や落語などの語り物、読本や滑稽本といった文学などを中心に、「見世物」を展示する大規模展覧会です。いわゆる「見世物」と呼ばれるものから、明治以降に伝来した欧米のサーカスや様々な趣向を凝らして製作された細工見世物、複雑な表情を豊かに表現する人形見世物や、海外から渡来した珍獣や珍禽、そしてラクダや象などを見せる動物見世物などに至るまで、幕末から明治時代を中心に盛んだった、多種多様な見世物の世界を紹介します。

現代のエンターテインメントに通じる見世物

劇作家で映画監督でもあった寺山修司が「『血湧き肉おどる』幻想の世界」と呼んだ見世物の世界には、現在私たちが楽しんでいるエンターテインメントや科学技術のルーツを探ることができます。体を駆使するスポーツの原点を見ることができる軽業や曲芸、動物園や水族館、イルカショーやアシカショーのルーツでもある動物見世物、エックス線装置などの科学技術も見世物として用いられました。展覧会では、それらの展示を通して、現代に通じる見世物の様々な側面を紹介します。

「人間ポンプ」の上映会も開催

期間中会場では様々なセミナーや上映会も企画されています。9月17日(土)館内講堂で開催される「軽業の系譜と民俗芸能―特別展「見世物大博覧会」から」では、軽業や田楽、大神楽につながる民俗芸能についての公演が行われます。10月16日(日)第5セミナー室では、1991年10月に浅草木馬亭で芸術祭参加公演としておこなわれた人間ポンプ、安田里美さんの公演記録映像上映会も行われます。

■イベント情報
名称:特別展「見世物大博覧会」
会場:国立民族学博物館 特別展示館
会期:2016年9月8日(木)~11月29日(火) ※会期中、作品保護のため一部展示替えが行われます。
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:水曜日 (期間中11月23日(水・祝)は開館、翌24日(木)は休館)
無料観覧日:9月10日(土)、9月11日(日)、9月19日(月・祝)、11月3日(木・祝)、11月19日(土)、11月20日(日)
観覧料:一般 830円(560円)、高校・大学生 450円(250円)、
      小・中学生 250円(130円)
      *( )内は、20名以上の団体、大学等(短大・大学・大学院・専修学校の専門課程)の授業での利用、リピーター、
       満65歳以上の方の場合の料金。

<みんぱくゼミナール「軽業の系譜と民俗芸能―特別展「見世物大博覧会」から」>
会場:国立民族学博物館 講堂
日時:2016年9月17日(土) 13:30~15:00(13:00開場)
講師:笹原亮二(国立民族学博物館教授)
参加方法:申込不要(定員450名)、参加無料

<「人間ポンプ 安田里美 浅草木馬亭公演」上映会>
会場:国立民族学博物館 第5セミナー室
日時:2016年10月16日(日) 14:00~16:00(13:30開場)

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